修学旅行にぜひおすすめしたいのが、有明海の干潟で開催される「ガタリンピック」。チームワーク力や相手を思いやる力などを育むこともでき、環境学習にもつながります。
団体旅行の行き先としてもそうですが、修学旅行にもぜひおすすめしたいのが「ガタリンピック」です。
干潟で行われる運動会「ガタリンピック」なら、チームワーク力や相手を思いやる力なども育むことができ、修学旅行での体験学習にもぴったりです。
「ガタリンピック」が開催される干潟(ひがた)とは、引き潮の時に現れる海底の泥のこと。
干潟体験ができる場所は日本各地にありますが、中でも注目なのが佐賀県鹿島・有明海のものです。
潮の満ち引きが大きく、干満の差5〜6mというのは日本最大です。
干潟体験を修学旅行に取り入れることは、身の回りの自然をより身近に感じたり、生徒が自ら考え、学習するアクティブラーニングの機会を作り出すことになります。
ガタリンピックは、毎年6月の頭ごろに開催されるイベントで、みんなで泥だらけになりながらとてもユニークな競技で競うスポーツのお祭りです。
その歴史は長く、1985年より続いており、佐賀県鹿島市の地域おこしとして始まっています。
干潟の泥沼の中で競技することになるため、当然、みんな泥だらけになります。
しかし、そのユニークさが勝って、海外からの学生や招待選手も参加するなど、佐賀を代表する人気イベントの一つとなっており、今では1,500人気規模の参加者が集まるほどになっています。
6月の時期を外しても「ミニガタリンピック」の開催ができ、修学旅行でも体験学習の機会とすることができます。
地元民は干潟を「ガタ」と呼ぶのもあり、年に1度のガタリンピック競技名には、干潟をなぞらえたものが並びます。
「人間ムツゴロウ」で使用される板は、ムツゴロウに針をかけて捕る伝統漁法「むつかけ」の道具でもあります。
ガタリンピックの見学は自由です。
ガタリンピック会場には屋台も出て、本当にお祭りのようになります。
競技によっては当日参加受付のあるものもありますが、事前の申し込みが必要なので詳しくは公式サイトなどをよくチェックするようにしましょう。
子供、男性、女性、親子など、部門があるので、参加の際は優勝目指して頑張ってください!
先にお伝えしたとおり、「ガタリンピック」は6月頭ごろ開催の年に1度のイベントになりますが、「ミニガタリンピック」なら4月中旬~10月までの期間で楽しむことができます。
2時間~3時間の体験として、歓迎のあいさつから始まり、有明海の紹介やガタスキーの乗り方説明があったあとは、ガタスキー競争や潟上綱引き、干潟上をバタフライやクロールなどで一斉に泳ぐ潟フライ競争の3つの競技にチャレンジすることができます。
最後には表彰式まであり、上位3名にはムツゴロウのイラストが描かれたメダルが授与されます。
干潟体験後にバーベキューをセッティングすることも可能で、30名以下の団体の受け入れもあり、修学旅行だけでなく社員旅行にも人気のアクティビティになっています。
最初は泥に汚れないようにする生徒もいるかもしれませんが、一旦汚れ始めるとみんなわいわいと楽しそうで、思い出にも残る体験学習の機会となります。
ガタリンピックやミニガタリンピックの会場となっている道の駅 鹿島では、他にも干潟での体験アクティビティを用意しています。
競技ではなく、ガタスキーなど有明の干潟で泥だらけになる体験ができます。
15名以下の小さなグループにもおすすめです。
7〜10月に参加可能なむつかけ体験では、干潟にいるムツゴロウを釣る伝統漁の体験ができます。
説明を受けたあとは、ペットボトルでむつかけの練習をし、潟スキー体験もしたら、いよいよむつかけ漁の実践です。
自然と伝統を同時に感じとりましょう。
4月中旬~5月初旬と9~10月の時期、1日3名までで体験できるのは、すぼかき体験。
日本では有明にしかいないという珍魚「わらすぼ」を、「すぼかき」と呼ばれる道具を使って捕まえます。
道の駅 鹿島の干潟体験での服装や注意点などを以下にまとめます。
干潟でのアクティビティでは泥だらけになるので、下記のような服装を用意していきましょう。
体験の際は、水着の上にTシャツを着るような格好で、お好みで短パンを履くような格好になります。
干潟には貝殻などもあり、素足で入るとケガの危険があるため、「ガタタビ」と呼ばれるゴム製のタビを道の駅が貸してくれます。
道の駅には温水シャワーも完備されており、泥を洗い流すことができますが、着替えやタオルを持っていきましょう。
体験中と体験後の注意点です。
道の駅 鹿島では下見を推奨しています。事前連絡をすれば、下見についても対応してくれます。
有明の海を見渡せる道の駅 鹿島には、旬の野菜や果物、有明の海の幸を取り揃えた直売所のほか、展望館もあります。
鹿島までは佐賀市内から車で70分ほどです。
鹿島市には、日本三大稲荷の一つである祐徳稲荷神社や、佐賀県営ダムの中で最大規模を誇る中木庭ダム、国の「重要伝統的建造物群保存地区」に選定されている肥前浜宿などもあり、歴史や文化を学べる場所もあります。
都会で育った子どもほど、泥にまみれる経験は新鮮で思い出深いものになるでしょう。
教育旅行とする上でも、佐賀県鹿島の干潟は、もともと利用価値の低いものとされていたものを有効活用した好例です。
干潟にはいろいろな姿形をした生き物もおり、地形的な干潟の特色を知るなど、自然を知るための機会にもなります。
事前学習や事後学習で取り上げやすい要素を多くもつ鹿島の干潟体験も修学旅行におすすめです。
きっと泥だらけになりながら笑顔いっぱいの生徒たちも見ることができますよ。
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