楽しみにしている家族旅行。ただ気になるのは予算の問題。この記事ではみんなの家族旅行の予算はどれくらいか、予算を立てるときのポイントや節約方法を紹介します。
家族みんなが楽しみにしている家族旅行。年に1回は行きたいと思う家庭もあれば、旅行が大好きだから月に1回以上行くという家庭もあると思います。
ただ実際に予定を立てると、予算がかなりかかってしまったということもあるのではないでしょうか?
友達やカップルの旅行と違い、家族全員分の旅行費用がかかってくるので、家計の負担も大きくなりがちです。予算をしっかり立てた上で楽しみたいですよね。
今回の記事では家族旅行の予算の立て方のポイントや節約方法もお伝えします。
家族旅行の予算をどれくらいにすればいいか気になりますよね。
ここでは観光庁の国内旅行の調査を元に、家族旅行をする場合はどれくらいの予算が一般的かをご紹介します。
今回は2023年11月15日に国土交通省観光庁が発表した『旅行・観光消費動向調査 2023年7−9月期(速報)』の日本人国内旅行の1人1回当たり旅行支出から抽出して紹介します。
なお1人1回当たり旅行支出(旅行単価)には、参加費、交通費、宿泊費、飲食費、買物代、娯楽等サービス費等が含まれます。
日本人国内旅行の1人1回当たり旅行支出(旅行単価) | 国内全体旅行 | 宿泊旅行 | 日帰り旅行 |
---|---|---|---|
2022年10月−12月期 | 45,194 | 63,030 | 19,828 |
2023年1月−3月期 | 41,875 | 58,179 | 19,828 |
2023年4月−6月期 | 42,246 | 61,274 | 19,828 |
2023年7月−9月期(速報) | 44,361 | 64,450 | 18,118 |
単位:円/人
(参考:国土交通省観光庁 旅行・観光消費動向調査 2023年7-9月期(速報))
1人当たりの旅行支出は、国内全体では4万円〜4.5万円ですが、宿泊旅行か日帰り旅行かによって大きく異なっています。
宿泊旅行の場合は6万円前後、日帰り旅行の場合は2万円弱でした。
家族旅行の場合、一緒に行く人数やお子さんの年齢によっても異なってきます。
小学生以下の場合は、交通費や宿泊費の子ども割引などがあると想定して大人の半額、中学生以上の場合は、ほぼ大人と同額と考えるといいでしょう。
旅行参考額 | 宿泊旅行 | 日帰り旅行 |
---|---|---|
大人 | 6万円 | 2万円 |
中学生以上 | 6万円 | 2万円 |
小学生以下 | 3万円 | 1万円 |
単位:円/人
これで考えると
などのように想定することができます。
あくまで平均値から検討した想定ではありますし、行き先や日数によっても大きく変わって来ますが、ご自身の家族旅行の予算のイメージとして計算してみてください。
ざっくりとどれくらい旅行にかかりそうかは分かりましたが、行き先や日数、また家計の状況によっても予算は変わってきますよね。
そこで予算を立てるためのポイントを紹介します。
手順としては
です。
1つずつ見ていきましょう。
家族旅行の頻度や規模感も家庭によって様々です。
普段の生活を節約してでも、たくさん旅行に行ってたくさんお金を使いたい、という家庭もあれば、年に1回家族との思い出を作るために行きたい、という家庭もあります。
これは一緒に行く家族と事前に話し合って決めておくといいでしょう。
急な旅行計画だと十分な予算を確保できなかったり、行きたいところにいけず満足度の低い旅行になってしまったりするかも知れません。
家族旅行の方向性を決めておきましょう。
次にどれくらいの予算を確保できるか、です。
家庭の経済状況や家族旅行に対する比重によって異なりますが、どれくらいの予算なら確保できるかを考えてみてください。
初めて予算を決めるときにどれくらいの金額を想定すればいいかわからない場合は、前述の旅行参考額の表の金額とご自身の家族構成を見比べて予算を決めてみてください。
友達や恋人との旅行の場合は行きたいところを決めてから予算を立てる、というケースの方が多いかもしれません。
家族旅行の場合は、家計に直結しますし、事前に考えておけるので、予算をもとに行き先を決めると効率がいいです。
予算に合わせて行く場所を決めたり、行きたい場所があるなら交通費や宿泊施設を変えて調整したりすると、予算内の家族旅行のプランが決めやすいです。
旅行先でたくさん費用を使い楽しむのか、宿泊施設を豪華なところにするのか、などご家族の理想の家族旅行にしてください。
予算を立てて家族旅行を計画したけれど、予算をオーバーしそう……ということもあるかもしれません。
家族旅行の予算を節約するポイントを紹介します。
ゴールデンウィークやお盆などは、やはり全体的に旅行にかかる費用がかかります。飛行機代やホテル代が高くなるほか、旅行先でも行列ができたり観光地が混雑したりします。
家族の仕事の都合や休みのタイミング的に難しいようであれば仕方ないですが、そうでなければ普通の土日や有休を利用して、オフシーズンを狙った方がいいでしょう。
また行き先も人気のある場所を選ぶと、周辺の宿泊施設の価格が高騰しがちです。
あまり知られていない穴場地域を選ぶと費用を抑えられます。
家族旅行で費用がかかってくるのが交通手段です。
行き先が遠い場合はやむを得ず飛行機や新幹線を使うしか方法がないかもしれませんが、人数が多くなるとそれだけ負担も増えます。
少しでも安くなる方法を考えましょう。
例えば
などの方法が考えられます。
移動方法は工夫次第で予算を抑えることができるので、ぜひ検討してみてください。
宿泊施設が周辺にいくつかあるところの場合は、料金を比較してみましょう。
予算を下げても十分いい宿泊施設が見つかる場合があります。
ただしクオリティーが下がりすぎると満足度も下がってしまうので、無理やり安いところに泊まるのはあまりよくないです。
宿泊は家族旅行の醍醐味でもあります。予算と比較して考えましょう。
今回は家族旅行の予算についてお伝えしました。
みんなの家族旅行の予算感のデータも紹介しましたが、大切なのは希望する家族旅行と家計にあった予算を比較して検討することです。
旅行のための予算をしっかり使いたい場合は、せっかくの旅行なので奮発して楽しむもいいですし、決まった予算内で楽しみたい場合は、オフシーズンを狙ったり移動手段を変更したりと工夫すると満足度を下げずに楽しむことができます。
家計にあった予算を立てて、工夫して家族旅行を楽しみましょう。
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