大人だけの国内家族旅行のおすすめは？選び方のポイントも紹介！

家族旅行のスタイルも様々です。小さい子どもを連れての家族旅行もあれば、成長した子どもを連れたり、あるいは親戚の親だけなど、大人だけの家族旅行もあります。
子どもがいると楽しい面がある一方で、どうしても子ども中心になってしまいますが、大人だけの家族旅行は落ち着いた楽しさが魅力です。そんな大人だけの家族旅行の、国内のおすすめスポットを紹介します。

大人だけの国内家族旅行のおすすめスポット

京都

日本国内からだけではなく、世界中から人が押し寄せる国際的観光都市は、大人だけの家族旅行でもおすすめです。
京都は「古都」と呼ばれているように、古い街並が至る所に残されています。
そのため、子どもにとっては少々退屈に感じてしまう部分があるのも事実です。絶叫マシンやヒーローがいるのではなく、タイムスリップしたかのような風情・光景を思う存分楽しめる京都は、大人だけの家族旅行にぴったり。
また、国際的観光都市とあって観光客の受け入れ態勢はもちろんですが、当日参加可能なパッケージツアーもあります。いわゆる「ワイワイガヤガヤ」ではなく、落ち着いた時間を楽しめる街です。

大人だけだからこそ見ておきたいスポット

京都は見所の多い街です。そのため、どこに足運んでも風情を楽しめますが、大人だけの旅行でおすすめは南禅寺、永観堂から哲学の道です。このエリアは風情を感じさせるスポットであり、かつ独特のお土産スポットが多いです。
また、他の世界遺産と比較すると人も少なく、さらには徒歩で京都の空気を吸えます。子どもがいると「歩きながら」の旅は難しいですが、大人だけであればそれも可能です。

広島

広島もまた、京都同様国際的観光都市として人気が高まっています。
大人だけの家族旅行の行先としておすすめできる理由として、まずは戦争関連の「考えさせられる」スポットが多々ある点。原爆ドームや平和資料館は、子どもにとってはまだまだ興味を持てるスポットではないでしょう。
しかし大人にとっては、日本の歴史を垣間見ることができる貴重な空間です。もちろんこのような厳かな場所だけではなく、厳島神社のように風情を楽しめるスポットもあります。
特に厳島神社は観光客を受け入れる体制も整えられており、まったりとした大人の家族旅行を楽しめるスポットです。

大人だけだからこそ見ておきたいスポット

原爆ドームと平和資料館は、子どもにとっては少々重い場所ですが、大人だけであれば足を運んでほしいスポットです。

飛騨高山

「飛騨の小京都」との異名を持つことから、京都同様風情を感じさせる後継が多々残されているのが飛騨高山です。
こちらも子どもにとっては「楽しさが分からない」と感じてしまう可能性もありますが、大人だけであれば、街の風情を心行くまで堪能できます。タイムスリップしたかのような時間を過ごせる一方で、飛騨高山は他の人気観光地へも足を運びやすいです。
温泉で有名な下呂、世界遺産を擁することで国内外から多くの観光客が集う白川郷、やはり国内人気スポットの立山・黒部ダムや現存天守が大きな存在感を放つ松本など、名だたる国内観光地にアクセスしやすい街です。
そのため、飛騨高山を拠点に、他のエリアを楽しむこともできます。

大人だけだからこそ見ておきたいスポット

大人だけの飛騨高山旅行のおすすめは三町伝統的建造物群保存地区です。子どもにとっては「古い家」にしか映らない街並みは、風情を感じさせる非日常的なスポット。大人だけであれば、子どもが飽きてしまうことを考えることなく、じっくりと堪能できます。

函館

五稜郭やロケ地、さらには展望台など見所の多い人気国内観光地の函館もまた、大人だけの家族旅行でもおすすめです。
おすすめの理由として、観光スポットが比較的固まっている点が挙げられます。例えば函館山展望台から五稜郭は車でも数十分かからない程度です。
子どもがいると、なかなかびっしりと詰め込んだ旅行は難しいですが、大人だけであれば細かいスケジューリングにて、多くのスポットを巡ることができます。また、朝市などグルメも満喫できます。
新鮮な海鮮料理は子どもにとっては好みが分かれますが、大人にとっては絶品の数々です。

大人だけだからこそ見ておきたいスポット

旧函館区公会堂やその周辺は、落ち着いた雰囲気ながらもどこか風情を感じさせるエリアで、大人だけの家族旅行のおすすめスポットです。子どもにとっては「古い家」にしか映らないかもしれません。しかし大人にとっては、デザインやそこから見える光景など、非日常感満載のスポットです。

大人だけの国内家族旅行の行先選びのポイント

大人だけの国内家族旅行のおすすめスポットを紹介しましたが、もちろん他にもまだまだ魅力的な国内観光地は多々あります。そこで、大人だけの家族旅行の行先を選ぶポイントを紹介します。

風情がある

風情とはその街が持つ情緒ですが、子どもにとっては理解しがたい部分です。子どもは「古い」「汚い」と感じ、すぐに飽きてしまう可能性もあるだけに、旅行先として選びにくいです。
その点大人だけであれば風情を思う存分堪能できます。

選択肢が豊富

場所だけではなく、観光の選択肢が豊富なスポットも大人だけの家族旅行の行先に相応しいです。
例えば人が多いから「代わりに他の場所に行く」「電車では時間がかかるからタクシーにする」などです。
子どもがいる場合、子どもの意思もある程度尊重するため、当初の予定を崩せないケースが多いです。特に子どもが楽しみにしていることであれば、変更は難しいです。その点大人だけであれば、ある程度妥協できます。
「他に楽しい所にしよう」を選択できるので、シンボル的なものだけがあるスポットより、様々な選択肢が可能なスポットの方がスムーズな旅行を楽しむことができます。

待ち時間が想定される

ある程度待ち時間が生じるスポットもまた、大人だけの家族旅行の行先に選定しやすいです。子どもにとって待ち時間は退屈な時間です。
待つことができず、結局は目当てのスポットに足を運べないケースも考えられますが、大人だけであれば待つこともできます。
そのため、多少待ち時間が想定される場所でも問題ありません。むしろ大人だけだからこそ、そのような場所も選べます。