新婚旅行の費用はどれくらい？海外の旅費の目安やお得な節約方法も解説！

新婚旅行（ハネムーン）は新婚夫婦2人きりでの特別な旅行です。近年は新婚旅行を行わない夫婦が増えている一方で、「行う派」は記念になることだからと、念入りに計画しての新婚旅行を楽しんでいる傾向が伺えます。そんな新婚旅行にもお金がかかります。それぞれ理想を掲げていても、現実的に費用がかかる点を踏まえて妥協したり、あるいは費用がかかるからこそ新婚旅行に「行かない」新婚夫婦もいます。
そこでこのページでは、新婚旅行の費用や行先、さらには節約の方法について紹介します。

新婚旅行の行先や費用の調査を発表！

人気の新婚旅行先のランキングを紹介します。

• ハワイ
• イタリア
• フランス
• グアム
• アメリカ
• スペイン
• イギリス
• オーストリア
• オーストラリア

※参照：日本旅行（https://www.nta.co.jp/kaigai/special/honeymoon/）

上記はあくまでも海外です。近年は円安傾向が高まっていることから海外を控え、国内を選ぶ夫婦も増えています。

国内の人気新婚旅行先も紹介します。

• 沖縄
• 北海道
• 九州
• 京都
• 熱海
• 四国

上記が挙げられます。
 

定番観光・リゾート地から、新婚旅行だからこそ将来観光で足を運びにくいエリアにとの考えを持つ新婚もいます。

特に沖縄や北海道、京都は観光地としても人気を集めており、今後の結婚生活の中で訪れる機会を作りやすいとの考えから、九州や熱海、四国等も人気をあつめています。

人気の新婚旅行先の費用の相場・目安

新婚旅行の費用は新婚の経済事情に左右される部分です。
そのため、新婚旅行の平均相場・費用はアンケート・調査メディアによって異なります。

• NIWAKA：50.7万円
• ゼクシィ：29.6万円
• 三菱UFJニコス：33.9千円

※参照

NIWAKA：https://www.niwaka.com/ksm/radio/honeymoon/cost/base/01/
ゼクシィ：https://zexy.net/article/app000100862/
三菱UFJニコス：https://www.cr.mufg.jp/mycard/beginner/23023/index.html

このように、調査媒体で微妙に平均費用相場が異なります。
一つの調査だけで判断するのではなく、様々なメディアを確認し、大まかな費用相場を確認することがポイントです。

ここからはれぞれの人気旅行先の費用も個別に紹介しますが、やはりあくまでも「平均的な費用相場」です。一つの目安として参考にしてください。
また、海外の場合為替相場の影響もあるため、新婚旅行のタイミング次第で費用が異なります。

ハワイ

人気リゾート地です。季節を問わずに温暖な気候、海・山いずれも日本にはないスケールの大自然、さらには観光客を受け入れるホテル・アクティビティに治安の良さなど新婚旅行先として納得の特徴が揃っています。

費用相場：40～80万円程度
ベストシーズン：乾季となる5～10月
オススメ観光地：ホノルル、ダイヤモンドヘット

イタリア

世界遺産が多い点、映画のワンシーンのような日本にはない「非日常的」な光景が多い点が魅力のエリアです。日本からは距離があるため費用相場は高めですが、だからこそ新婚旅行に特別感を求める夫婦から人気を集めています。

費用相場：50～100万円
ベストシーズン：4～6月、9～10月
オススメ観光地：ローマ、ミラノ、ベネチア、フィレンツェ

フランス

「芸術の都」と称されているように、街そのものがまるで博物館を思わせるような芸術的建造物に溢れています。街だけではなく、料理やファッションなど、世界的に注目を集めている文化に触れあえる点も人気です。

費用相場：50～100万円
ベストシーズン：4～11月
オススメ観光地：パリ、モンサンミッシェル

グアム

ハワイよりも近くに位置していることから、日本から3時間半程度と手軽に足を運べる一方で、ハワイ同様年間を通して温暖な気候が人気です。ビーチリゾートが有名ですがショッピング施設も充実しています。日本人観光客が多いため、日本語が通用する場所が多い点も特徴です。

費用相場：20～50万円
ベストシーズン：1～5月
オススメ観光地：アトランティスサブマリン、アンダーウォーターワールド

スペイン

フランス・イタリアとはまた違った芸術性のある国は、冬でも比較的暖かい気候に加え、美しい街並や芸術・文化が人気です。世界的人気を誇るサッカー観戦、スペイン料理など娯楽の種類も多いです。

旅費目安：50～100万円
ベストシーズン：5～10月
オススメ観光地：バルセロナ、マドリード

新婚旅行の費用の決め方は？

新婚旅行は特別なものです。結婚後の旅行はその後も多くの機会があることでしょう。しかし「新婚旅行」は一度だけです。
そのため、費用を度外視してでも足を運びたいと考えている夫婦もいれば、新婚旅行ではあっても現実的に費用と楽しさのバランスを考える夫婦もいます。
そのため新婚旅行の費用の決め方は夫婦の価値観次第ではありますが、目安となるのが貯蓄額から結婚式・新居の費用、さらには数カ月分の生活費を差し引いた金額が目安とされています。
もちろんあくまでも目安で、将来的な経済力によっても異なる部分です。

新婚旅行の節約術

新婚旅行は特別なものではあっても現実問題、費用が必要になります。費用を考え、新婚旅行を控える夫婦も増えていますが、節約できる部分は節約して新婚旅行を楽しんでいる夫婦もいます。そこで、新婚旅行をお得にする節約方法を紹介します。

オフシーズンを狙う

旅行は観光・新婚旅行を問わず、地域によって多くの人が動くトップシーズンと人がそこまで動かないオフシーズンに分類できます。トップシーズンの方が楽しさが多々あるため、費用も高くなりがちです。
そのため、トップシーズンを避け、オフシーズンに設定することで、節約になります。全く同じ地域でも、トップシーズンとオフシーズンで費用に大きな違いがあるケースも珍しくありません。
また、オフシーズンは費用が安いだけではなく人も少ないため、人混みを回避してゆっくりと旅を楽しめる点もメリットです。

パッケージツアーを活用する

新婚旅行は行きたい場所の選定や宿泊施設など、いわゆる「オーダーメイド」の旅行となりがちですが、パッケージ（パック）ツアーを利用することでも費用の節約となります。
パッケージツアーは旅行会社が団体で枠を取るからこそ割安となるだけではなく、パッケージツアーならではな特典が用意されているケースもあるなど、多種多様な「お得」が待っています。
パッケージツアーではあっても、現地ではほぼ自由行動のものもあるため、決して「行動が制約される」ものではありません。

格安プランやお得なイベントを狙う

新婚旅行を含め、旅行で大きな出費となるのが交通費・宿泊費で、特に海外旅行の場合、飛行機を使用するため高額になりやすいです。
つまり、航空チケットを安く入手できれば、新婚旅行の費用節約に繋がります。LCCを視野に入れたり、航空会社が開催するお得なイベントを活用することで節約につながります。
「行きたい場所」を新婚旅行先に選ぶのではなく、格安で行ける場所を新婚旅行先にする手法です。

ポイントを活用する

マイル、あるいは海外でも利用可能なポイントを駆使することで、支払い費用を抑えることが可能です。新婚旅行は、すべて現金で支払う必要はありません。支払い方法も様々です。
これまで多くのポイントを貯めてきた夫婦であれば、ポイントから捻出するのもよいでしょう。
また、お得にポイントが貯まる場所を新婚旅行先に選ぶことで、帰国後の生活がお得になります。