高校の修学旅行の費用免除はある?支払えない場合の対応策についても紹介 - ホテル・旅館予約ならトラベルブック(TravelBook)

高校の修学旅行の費用免除はある?支払えない場合の対応策についても紹介

高額な費用が必要となる高校の修学旅行。その費用の支払いに不安を抱える家庭も少なくありません。今回は高校の修学旅行にかかる実際の金額をはじめ、費用免除や支払えない際の対応策、利用できる可能性がある公的制度などについてご紹介します。

学校行事の1つである修学旅行ですが、高校によっては10万円単位の費用がかかることもあるため、費用の捻出が難しい場合もあります。そこで今回は、高校の修学旅行にかかる実際の金額や、修学旅行費用を支払えない際の対応策についてまとめました。

 

高校の修学旅行にかかる費用

公益財団法人全国修学旅行研究協会が行っている調査・研究報告にある「修学旅行実施基準」では、都道府県や政令指定都市が定める国内の修学旅行は6万円~11万円程度、海外の修学旅行の場合は10万円~17万円程度とされています。また、具体的な金額を明示していない場合は、「保護者の経済的負担を考慮すること」「費用の削減を図る」「必要最小限殿額とする」などといった文言を明示。とはいえ、実際の費用はそれぞれの高校によって異なり、修学旅行先が海外になるとより高額となる場合もあります。

参考URL:公益財団法人全国修学旅行研究協会「令和5(2023)年度全国都道府県並びに政令指定都市 修学旅行実施基準概要」http://shugakuryoko.com/chosa_2.html

 

修学旅行費用を納入する時期と方法

修学旅行費用の納入は、前払いが基本です。また、修学旅行の費用は大きな金額のため、多くの高校では入学時から積立金として徴収されるのが一般的です。しかし、具体的な納入方法はそれぞれの高校によって異なるため、以下に4つの納入方法について紹介します。

 

  • 毎月支払う学校納入金と共に積み立て
  • 旅行会社による引き落としを活用した積み立て
  • 学校へ持参して分割または一括で支払う
  • 振り込みもしくはコンビニ払いで、分割または一括で旅行会社へ支払う

 

修学旅行の費用は高額なため、多くの高校では入学時から積み立てを行っています。しかし、支払い方法が分割または一括の場合は、修学旅行実施時期の数ヶ月前または直前となることもあります。また、高校によっては家庭の事情に合わせた納入方法を選べる場合もあるため、支払い方法について希望がある場合は学校へ相談しましょう。

 

修学旅行費用の免除および支払えない場合の対応策について

修学旅行の費用を免除してくれる制度はありません。ただし、「月々の修学旅行積立金の支払いが難しい」「修学旅行費用を一括で払えない」など、家庭の事情で高校の修学旅行費用が払えない際に利用できる制度があります。ここからは、修学旅行費用が支払えない場合の対応策についてご紹介します。

 

学校へ相談する

修学旅行の費用が支払えない場合、まずは学校へ相談しましょう。それぞれの家庭の事情に合わせて、どのような方法で支払うのが良いか一緒に考えてくれたり、公的な制度を案内してくれたりします。

 

高校生等奨学給付金を利用する

高校の修学旅行の費用援助を受けられる「高校生等奨学給付金」という公的制度があります。授業料以外の教育費を支援してくれるもので、返還は不要。高校生等がいる生活保護世帯や住民税所得割が非課税の世帯、そして家計が急変してしまって非課税相当になった世帯も対象です。申し込み先は、学校または住んでいる都道府県。授業料を支援してくれる「高等学校等就学支援金」とは別に申し込まなければならないため、ご注意ください。 

参考URL:文部科学省「高校生等への修学支援」https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/mushouka/1344089.htm

 

生活福祉資金貸付制度を利用する

「生活福祉資金貸付制度」のなかには、修学旅行の費用に充てることも可能な無利子の「教育支援資金」があります。ただし、対象は低所得世帯であっても、ほかから必要な資金を借り受けることが難しい状況の場合のみ。また、貸付金なので、据置期間が経過した後20年以内に償還しなければなりません。この制度を利用したい場合は、住んでいる地域の都道府県社会福祉協議会へ問い合わせましょう。

参考URL:厚生労働省「生活福祉資金貸付制度」https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/seikatsuhogo/seikatsu-fukushi-shikin1/index.html

 

早めに相談しよう

行き先や日程にもよりますが、高校の修学旅行費用は高額になるため、支払いに頭を悩ませる場合も少なくありません。もし、修学旅行の費用支払いに不安がある場合は、未納にするのではなく、まずは学校へ相談しましょう。それでも難しいのであれば、公的制度の利用も含めた支払い方法を検討することをおすすめします。家庭の事情に合わせ、負担が大きくなりすぎないような支払い方法を選びましょう。

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