富山は団体旅行でも特に人気のエリアです。歴史的な観光スポットや豊かな自然、絶品グルメなどなど様々な楽しみ方があります!この記事では、富山で団体旅行を検討されている方向けに、基本情報やプラン、富山の魅力、団体旅行をする上でのポイントなどを解説します。
日本有数の観光スポットやグルメを有する、富山県。本州の中央北部に位置しており、三方を山に囲まれ、一方を富山湾と面している自然豊かな県です。富山市を中心に半径50km以内に市町村が位置しているのも特徴で、移動時間を短く済ませられるのも旅行におすすめのポイント。観光用の路線バスなども充実しているので、公共交通機関のみを利用した旅行もできます。
富山県には世界遺産の「五箇山」や、世界有数の山岳観光ルートである「立山黒部アルペンルート」など、日本を代表する観光スポットが点在しています。さらに、国の重要有形・無形民俗文化財やユネスコ無形文化遺産に登録されている「高岡御車山祭」など日本有数のお祭りもあるのが特徴。また、富山湾で漁獲されるホタルイカや白えびをはじめとする海の幸や、「富山ブラックラーメン」などのご当地グルメもあり、美味しいものを食べたい方にもぴったりです。
東京から富山へは飛行機を利用すると約1時間、北陸新幹線を利用した場合は約2時間と、アクセスも良好。富山空港では羽田空港と新千歳空港を結ぶ便が就航しています。
観光もグルメも堪能できる、魅力溢れる富山県。ぜひ団体旅行で訪れてみてはいかがでしょうか。
富山への団体旅行でおすすめの主なアクセス方法は、
です。ここからはそれぞれのアクセス方法について、所要時間や料金の目安などをご紹介します。
富山県近隣からの団体旅行の際は、貸切バスがおすすめです。 特に富山県は富山市を中心とした半径50km以内に市町村があるコンパクトな県のため、貸切バスがあるとスムーズな移動ができます。
所要時間は、名古屋から約3時間、大阪から約4時間。利用料金は団体旅行の時期や走行距離・時間、バスの大きさなどによって異なるため、まずはバス会社に見積もりを依頼しましょう。
富山県には北陸新幹線が通っており、黒部宇奈月温泉駅・富山駅・新高岡駅と3つの駅があります。したがって、富山への旅行の際は新幹線が便利です。
所要時間と料金(指定席)は
東京から:約2時間、12,760円
名古屋から:約3時間、11,050円(東海道新幹線→北陸本線特急→北陸新幹線)
大阪から:約3時間、9,290円(北陸本線特急→北陸新幹線)
団体旅行の際は指定席の確保が必要となるため、富山への旅行が決まったらできるだけ早く予約を行うようにしましょう。
遠方から富山県へアクセスする場合は、飛行機がおすすめです。富山空港へは東京および札幌からの便が就航しています。
所要時間と料金は以下の通りです。
東京(羽田空港)から約1時間、片道約10,000円~
札幌(新千歳空港)から約1時間30分、片道約13,000円~
旅行の時期や航空券を予約するタイミングなどによって料金が異なるため、詳細な料金は旅行会社等で必ず確認しましょう。
国の史跡と重要伝統的建造物群保存地区、そして世界文化遺産に登録されている五箇山。20棟の合掌造り家屋がある相倉(あいのくら)と、9棟の合掌造り家屋がある菅沼(すがぬま)があり、雄大な自然の中に日本の原風景が広がっています。集落内には資料館やお土産屋さん、飲食店や民宿などがあるので、買い物をしたり食事をしたりすることも可能です。
立山黒部アルペンルートは、富山県と長野県を結ぶ世界有数の山岳観光ルートです。標高3,000m級の山がそびえ立つ北アルプスにあり、総距離約37km、最大の高低差は約2,000mにもなります。ルート内は一般車両の通行が禁止されているため、ロープウェイやケーブルカー、トロリーバスなど6種類の乗り物で移動します。ルート内には原生林が広がる「美女平」や美しい湿原の「弥陀ヶ原」、日本一の高さの「黒部ダム」、そして春になると高さ20mの雪の壁が見られる「雪の大谷」などがあり、見所満載です。
日本三大渓谷の1つに数えられており、日本有数のV字渓谷である「黒部峡谷」を巡る、トロッコ電車。黒部市にある宇奈月駅から欅平駅まで、全長約20kmを80分かけて運行しています。沿線には秘境の大自然を堪能できるスポットや秘湯があるだけでなく、お土産屋さんや飲食店もあります。運行期間は4月中旬~11月末で、冬季期間は運休。特に紅葉のシーズンが人気です。
天然のいけすといわれる富山湾では、新鮮で美味しいさまざまな海の幸が堪能できます。特に有名なのは、ホタルイカや白えび、紅ズワイガニ、ひみ寒ブリ、げんげなど。富山県は米どころでもあることから美味しいネタとシャリがそろっており、美味しいお寿司が味わえるのです。富山湾鮨は定額で食べられるお店も多いので、ぜひチェックしてみてください。
富山の郷土料理として有名なのがますの寿しです。塩漬けしたマスを使った押し寿司で、木製の容器の中に笹に包まれて入っているのが特徴。お店によって味付けやご飯の炊き方などが異なるため、さまざまな風味のますの寿しがあります。
濃口醤油を使った真っ黒なスープが特徴的な富山ブラックラーメン。麺の上にはネギやチャーシュー、粗挽き胡椒がかけられているのが主流です。しかし、見た目とは違ってあっさりとした味わいのラーメンを提供しているお店もあり、食べ比べも楽しめます。
ますの寿しは富山を代表する郷土料理で、笹が敷かれた木の桶の中に塩や酢などで味をつけたマスと酢飯を入れた押し寿司のことです。お店ごとに味や切り身の厚さ、並べ方や酢飯なども異なるため、食べ比べするのもおすすめ。消費期限は3日以内となっているお店が多いため、ご注意ください。
大量に水揚げされるのは世界中で富山湾だけという、貴重な食材の白えび。「富山湾の宝石」とも呼ばれており、富山を代表する食材の1つです。その白えびとお米を使って作られているのが白えびせんべいで、えびの旨みと香ばしさがたまらない一品。個包装されているものや日持ちするものが多いので、お土産にぴったりです。
ホタルイカは「富山湾の神秘」と呼ばれており、ぷっくりとした体と凝縮された旨みが特徴です。現地ではお刺身などで味わえますが、醤油やみりんなどに漬け込んだ「ホタルイカの沖漬け」や素干し、燻製など加工されたものもあるので、お土産にもおすすめです。
富山ブラックラーメンは真っ黒なスープがインパクト大のご当地ラーメンです。塩分は控えめ、旨味成分は豊富という独自の製法で作られた魚醤が使われているので、見た目の濃さとは裏腹にあっさりとしたコクのあるスープが特徴。さまざまなお店のラーメンがお土産用として販売されています。
油を使わずに、職人が手作業で何度も細く伸ばしていく「手延べ」で作られている氷見うどん。強いコシと粘りが特徴で、まるでお餅のような風味が味わえます。細めんや太めんなど種類があるほか、めんつゆとセットになっているものもあります。
国指定伝統的工芸品の高岡銅器は、銅をはじめとしたさまざまな種類の金属で小さなものから大きなものまで作っているのが特徴です。日常使いできる酒器などのテーブルウェア製品やアクセサリー類など、いろいろな品があります。
世界遺産・五箇山の集落で作り続けられてきた、五箇山和紙。五箇山で栽培している楮(こうぞ)を使っており、薬品も機械も一切使用せずに作られる強靭な手漉きの和紙です。現在では紙として販売されているだけでなく、ポーチやブックカバー、ランタンなどに加工されている商品もあります。
江戸時代から続く、置き薬の伝統がある富山。色とりどりのレトロなパッケージが特徴で、日本の伝統薬や東洋医学をもとに作られた和漢薬などを取り扱っています。富山市内にある薬屋さんでは、専門の薬剤師が対応してくれたり、カウンセリングをもとに一人ひとりの症状に合った漢方薬を調剤してくれたりするところもあります。
「富山湾の宝石」と呼ばれている白えびは、富山湾だけでまとまった量を漁獲できる貴重な食材です。とろりとした食感と上品かつ濃厚な甘みが特徴で、お刺身や昆布締め、かき揚げやから揚げ、すまし汁など、さまざまな料理に使われています。白えびの漁期は4~11月ですが、急速冷凍された白えびも流通しているため、1年通して味わえます。
4~7cmの体に約1,000個もの発光器を持っているホタルイカ。富山のホタルイカは日本唯一の定置網漁が行われているため傷が少なく、漁場から漁港までの距離が近いため鮮度が良いのが特徴です。小さいながらもプリッとした食感で、刺身や釜揚げ、酢味噌和え、塩辛や佃煮などで味わえます。漁期は3~6月ですが、最盛期は3月下旬~4月下旬。数百万匹のホタルイカが闇夜に光る姿は世界でも珍しい光景として、富山湾内の一部エリアが国の特別天然記念物に指定されています。
ますの寿しは、富山を代表する郷土料理です。酢飯の上に薄紅色をしたマスを乗せた押し寿司のことで、若葉で包んであるのが特徴。江戸時代に誕生した歴史ある一品です。ますの寿しと言っても、味付けをはじめマスの厚さや並べ方、ご飯の炊き方など、お店によってさまざま。食べ比べを楽しむのもおすすめです。
日本三大うどんに数えられることもある、氷見うどん。現在も職人が手打ち・手延べで作っており、特に手延べは手間がかかることから流通量が少なかったため、かつては「幻のうどん」と呼ばれていました。氷見うどんの特徴は、独特の強いコシとお餅のような食感や風味。のど越しが良く、歯ごたえも抜群で、ざるだけでなく釜揚げも美味しいと評判です。
世界有数の「ガラスの街」として知られている富山市。薬業が発展するとともにガラスで作られた薬びんの製造が盛んになったことに由来しています。現在はデザイン性の高いガラス製品を作る工房が多く、日常使いできるものからラグジュアリーなものまで幅広く展開。富山市には「富山市ガラス美術館」があり、さまざまなガラス作品に触れられるだけでなく、ガラス作り体験などもできます。
チューリップの球根生産量、全国第1位を誇る富山県。県花もチューリップで、県内では品種改良や新品種の開発などが活発に行われています。チューリップの球根栽培面積が日本1位の砺波市では、例年300品種300万本のチューリップが見られる「となみチューリップフェア」を開催。日本最大級の花の祭典として、県内外から多くの人が訪れます。
国の伝統工芸品に指定されている高岡銅器は、日本唯一の青銅器の産地・高岡市で製造されています。また、銅だけでなく鉄やアルミ、錫や金、銀なども用いて仕上げるのが特徴。また、鍋や文鎮、神仏具などの小さなものから、梵鐘や大仏、銅像などの大きなものまで製作できる多彩な技術を持っています。
高岡御車山(みくるまやま)祭は、例年5月1日に高岡関野神社で行われる例大祭です。全国で5つしかない国の重要有形・無形民俗文化財の両方に指定されており、ユネスコ無形文化遺産にも登録されています。高岡の金工・漆工・染織などの技術を用いて装飾された優美な7基の御車山が、お囃子にあわせて高岡市内を巡行。4月30日の宵祭りでは一部の山車がライトアップされ、日中とは異なる幻想的な雰囲気が味わえます。
城端神明宮祭の春季祭礼で、300年の歴史がある城端曳山(じょうはなひきやま)祭。職人が作り上げた御神像を乗せた豪華な6台の山車や獅子舞、神輿などが南砺市・城端エリアを練り歩きます。例年5月4日・5日に開催されており、夕方からは日中とは異なる煌びやかな提灯山も必見。国の重要無形民俗文化財やユネスコ無形文化遺産に登録されています。
ユネスコ無形文化遺産や国の重要無形民俗文化財に登録されている、魚津たてもん祭り。例年8月の第一金・土・日に諏訪神社で開かれる例祭で、300年の歴史を誇ります。高さ約16mの大柱に70~90の提灯を三角形に飾り付けた「たてもん」と呼ばれる山車を約80人で曳き回す豪快な光景が見所。2日目には「魚津まつり海上花火大会」も開催され、花火も楽しめます。
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