福島の団体旅行 | おすすめ観光スポットからグルメまで情報が満載! - ホテル・旅館予約ならトラベルブック(TravelBook)

福島の団体旅行 | おすすめ観光スポットからグルメまで情報が満載!

福島は団体旅行でも特に人気のエリアです。観光地もありつつ豊かな自然に囲まれ、のんびりと過ごすことができるでしょう。この記事では、福島で団体旅行を検討されている方向けに、基本情報やプラン、福島の魅力、団体旅行をする上でのポイントなどを解説します。

福島ってどんな場所?

豊かな自然と歴史的な名所が数多くある福島県は、国内で3番目に広い面積を有するのが特徴です。冬は雪が多く降る「会津地方」、日本海側と太平洋側の中間の気候となる「中通り」、太平洋側の気候の「浜通り」と、大きく3つのエリアに分かれています。

 

「会津地方」は、歴史的スポット伝統工芸品が数多く残っており、冬になるとウィンタースポーツが楽しめます。「中通り」は交通の便が良いエリアで、日本三大桜の1つに数えられている三春滝桜や、幻想的な鍾乳洞など豊かな自然を感じられるスポットが点在。そして「浜通り」は太平洋に面しているため、新鮮な海の幸リゾート気分が味わえます。

 

そして、福島県にはご当地グルメがたくさん。「喜多方ラーメン」や「白河ラーメン」「富山ブラック」などのご当地ラーメンを筆頭に、「なみえ焼きそば」や「円盤餃子」、会津の「わっぱ飯」とさまざまな料理があります。また、「いかにんじん」や「こづゆ」など、昔から親しまれてきた郷土料理も有名です。

 

福島へのアクセスは、新幹線または貸切バスが便利ですが、遠方の場合は飛行機の利用がおすすめ。福島空港には大阪と札幌を結ぶ便があります。

 

エリアや季節によって、さまざまな景色グルメが堪能できる福島県。ぜひ団体旅行で訪れてみてはいかがでしょうか?

福島へのアクセスと費用

福島への団体旅行でおすすめのアクセス方法は、

  • 貸切バス:近場
  • 新幹線:中距離~遠方
  • 飛行機:遠方

です。

出発地と到着地によってもおすすめのアクセス方法が異なるので、比較・検討したうえで手段を決めましょう。

 

貸切バス

比較的近い場所なら貸切バスがおすすめです。

福島は県の面積が広く、観光スポットも点在しているため、団体旅行の際は貸切バスを利用すると楽に移動できます。

 

貸切バスを利用したときの福島市までの移動時間は以下の通りです。

  • 東京から:約3時間40分
  • 仙台から:約1時間
  •  

貸切バスは出発地・到着地、人数、日程などで料金が異なるため、複数のバス会社に見積もりを依頼して比較してみましょう。

 

新幹線

中距離~遠方の場合、新幹線の移動が適しています。もし、新幹線や電車で福島県内を巡るなら、会津方面にもいわき方面にも行きやすい郡山駅を利用するのがおすすめです。

 

各方面から福島までの時間と乗車料金+指定席料金は以下の通りです。

  • 東京から:8,910円、約2時間10分
  • 仙台から:3,540円、約25分
  • 函館から:19,390円、約4時間(乗換1回あり)

 

団体旅行で新幹線を利用する場合は指定席の確保が必須となるため、早めに予約を行いましょう。

 

飛行機

遠方から福島へ向かう場合は、飛行機を利用しましょう。

福島空港には札幌と大阪を結ぶ便があります。

 

それぞれの地域から福島空港へのフライト時間と往復料金を紹介します。

  • 札幌(新千歳空港)から:約3万円〜5万円、フライト時間は約80分
  • 大阪(伊丹空港)から:約3万円〜5万円、フライト時間約70分

 

早割等を利用できると料金を安く抑えられるので、できるだけ早めの予約がおすすめです。

福島のおすすめスポット

 

大内宿

大内宿(おおうちじゅく)は、福島県の会津と栃木県の日光を結ぶ「会津西街道」の宿場町として栄えました。国選定重要伝統的建造物群保存地区にも指定されており、今もなお街道沿いには萱葺きの民家が立ち並んでいます。これらの建物は現在、店舗兼住宅として活用されており、大内宿の郷土料理「ネギそば」を味わえる飲食店をはじめ、カフェ、お土産屋さんなどさまざまなジャンルのお店があります。毎年9月1日に行われる一斉放水訓練では、民家から放水される珍しい光景が見られると多くの人が集まります。

 

鶴ヶ城(会津若松城)

日本百名城の1つに数えられている鶴ヶ城。1868年に勃発した戊辰戦争で、新政府軍による猛攻を一ヶ月耐えたことから「難攻不落の城」として知られています。赤瓦を使った天守閣は日本唯一で、天守閣内には「若松城天守閣郷土博物館」やミュージアムショップがあります。また、春になると国の史跡に指定されている約69,000坪の鶴ヶ城公園内にある約1,000本の桜が開花し、花見も楽しめます。

 

会津さざえ堂

会津さざえ堂は江戸時代に建立された、高さ16.5mの六角三層のお堂です。正式名称を「円通三匝堂(えんつうさんそうどう)」と言い、国の重要文化財に指定されています。堂内は一方通行の二重らせん構造という、世界的にも珍しい構造。さらに堂内には西国三十三観音像が安置されており、このお堂を巡るだけで三十三観音参りができるのも特徴です。

福島のおすすめグルメ

福島に行ったら味わいたい、おすすめの定番グルメをご紹介します。

 

喜多方ラーメン

博多・札幌とならび、日本三大ラーメンの1つに数えられている喜多方ラーメン。太いちぢれ麺と、喜多方市で作られた醤油を使ったあっさりとしたスープが特徴です。しかし近年では、お店によってさまざまなスープが開発されているので、食べ比べも楽しめます。朝7時から営業しているお店もあり、喜多方市では朝食にラーメンを食べる「朝ラー」という風習があります。

 

あんこう鍋・どぶ汁

あんこう鍋は、常盤沖で水揚げされたあんこうを使ったいわき市の名物料理です。どぶ汁とは、あんこうの肝と味噌を炒めてスープを作り、そこにあんこうや野菜を入れて煮込んだもの。市内のさまざまなお店で味わえます。

 

円盤餃子

餃子を円形に並べて焼いた円盤餃子は、福島市のご当地グルメです。丸いお皿に20個ほど盛り付けられているのが主流で、食べ応え抜群。野菜を多く使っているお店が多いものの、それぞれのお店によって具の比率や皮などが異なります。

福島のおすすめ土産

 

ままどおる

福島県の定番のお土産として有名な、ままどおる。郡山市に本店がある「三万石」の銘菓で、バターをたっぷり使った皮の中にはしっとりとした優しい味わいのミルク餡が入っています。簡易的な包装の袋に入ったものは5個入り・8個入り、箱に入っているものは6個入り・10個入り・15個入りとあるため、自分へのお土産や職場へのお土産におすすめです。

 

ラーメン

福島県には美味しいラーメンが数多くあります。喜多方市の「喜多方ラーメン」は、日本三大ラーメンの1つに数えられており、透き通った醤油味のスープと太めの縮れ麺が特徴。白河市にある「白河ラーメン」はやや濃いめのスープとコシのある縮れ麺、そして郡山市の「郡山ブラック」は濃厚な醤油で作られた真っ黒なスープが特徴です。お土産用として販売されている商品も多いので、ご当地ならではの味を届けたい方やラーメン好きな方へのお土産にぴったりです。

 

福島県は果物の栽培が盛んです。さまざまな果物がありますが、そのなかでも全国第2位の出荷量を誇るのが、桃。果実に袋をかけない方法で栽培しているため、色付きが良く甘みが強いのが特徴です。「あかつき」や「川中島白桃」などさまざまな品種があり、6月下旬~9月下旬にかけて味わえます。

 

赤べこ

赤べこは福島・会津地方の伝統的なおもちゃの1つです。和紙で作られた張り子の牛を、魔除けになると言われている赤で染めているのが特徴。頭の部分に触れると、ゆらゆら揺れる仕組みになっています。魔除けや厄除けなどの縁起物として親しまれており、福島の定番土産として有名です。

 

起上り小法師

起上り小法師(おきあがりこぼし)も会津地方の伝統工芸品で、400年以上の歴史があります。会津若松市では、例年1月10日に市内で開催される縁日「十日市」で、家族の人数よりも1個多く購入し、1年間神棚に飾るという風習があります。何度転んでもすぐに起き上がる姿から、粘り強さや健康のシンボルとして縁起が良いとされているお土産です。

 

会津絵蝋燭

菊や藤、牡丹や梅などの華やかな絵柄が色鮮やかに描かれている会津絵蝋燭。会津の伝統工芸品で、今もなお職人が1本1本手作りしています。さまざまな大きさの蝋燭があり、全般的に芯が太くて炎が大きいため、あたたかみを感じられるのが会津絵蝋燭の特徴。主に神仏用や結婚式などに用いられてきましたが、現在では普段使いとして自宅で気軽に使う人も増えています。

福島の特産・名産品

 

フルーツ

福島県は「くだもの王国」と呼ばれるほど、美味しい果物がたくさんあります。そのなかでも特に有名なのが、全国2位の出荷量を誇る桃です。福島県では袋をかけずに栽培する方法を行っており、糖度が高く、濃厚な味わいの桃が食べられます。また、桃のほかにも、さくらんぼ・和梨・ぶどう・りんごと、四季折々の果物が栽培されています。

 

馬刺し

長野や熊本と並び、馬肉文化がある福島県の会津地方。サシが入っていない赤みの馬肉が主流で、あっさりとした味わいながらも馬肉の旨みがしっかりと感じられるのが特徴です。また、からし味噌をつけて食べるのも、他の地域の馬刺しとは異なる点。会津若松市内のスーパーや精肉店で購入できるほか、市内の飲食店でも味わえます。

 

鯉のあらい・甘露煮

福島県の郡山市は、市町村別の鯉生産量第1位を誇る場所。ミネラル分がたくさん含まれた水の中で育った鯉は臭みがなく、みずみずしい桜色をしています。プリプリとした身が楽しめる鯉のあらい(お刺身)や、中骨まで食べられるほど煮込んだ甘露煮が有名ですが、市内の飲食店ではさまざまな鯉料理を味わえます。

 

日本酒

福島県には50を超える酒蔵があり、なかには創業300年の歴史ある酒蔵もあります。また、「全国新酒鑑評会」では金賞を受賞した銘柄数が史上最多の9回連続日本一を取ったこともあるほど、日本トップクラスの日本酒が数多くあるのが特徴です。福島県の高品質な米と水を使って作られる日本酒は、フルーティーなものからスッキリとしたものまで、バラエティ豊富。それぞれの酒蔵によってさまざまな日本酒があるので、酒蔵めぐりや飲み比べもおすすめです。

 

大堀相馬焼

350年の歴史を誇る大堀相馬焼。かつて浪江町を納めていた相馬藩の御神馬「走り駒」、器全体に広がる特徴的な模様「青ひび」、そしてお湯が冷めにくく熱いお湯を入れても持ちやすい「二重焼き」の3点が特徴の焼き物です。2011年に起きた東日本大震災や原発事故の影響を大きく受けましたが、現在は約10の窯元で製造を継続。「道の駅なみえ/なみえの技・なりわい館」をはじめ、「福島県観光物産館」などで購入できます。

 

会津漆器

400年以上の歴史を持つ会津漆器は、国の伝統的工芸品に指定されています。漆で絵や文様などを描く「蒔絵」、籾殻を使って模様を生み出す「金虫喰塗り」などの伝統的技法で、縁起の良いモチーフが描かれているのが特徴です。また、現在ではモダンなデザインのものも増えており、ラインナップが豊富。オーダーメイドで作品を仕上げてもらうことも可能で、工房の見学や漆器に漆で絵などを書く蒔絵体験ができるところもあります。

 

会津本郷焼

会津本郷焼は、約400年の歴史を持つ東北最古の焼き物。焼き物の産地としては珍しく、。陶器と磁器のどちらも製造している窯元が多いのが特徴です。13ある窯元ではそれぞれ独自の製品が数多く作られており、見比べるのもおすすめ。毎年8月初旬には「会津本郷せと市」が開催され、多くの人で賑わいます。

福島のお祭り・イベント

 

相馬野馬追

国の重要無形民俗文化財に指定されている、相馬野馬追(そうまのまおい)。平安時代から執り行われている伝統的な行事で、甲冑をまとった総勢約400騎の騎馬武者が疾走する、まるで戦国時代かのような光景が見られます。例年7月末の土曜日・日曜日・月曜日に開催されてきましたが、人や馬へ及ぼす猛暑の影響を考慮し、今後は5月下旬~6月上旬の開催が予定されています。

 

会津田島祗園祭

800年以上の歴史を持つ会津田島祗園祭は、日本三大祇園祭の1つに数えられており、国の重要無形民俗文化財に指定されているお祭りです。田出宇賀神社と熊野神社の祭礼で、特に注目度が高いのが、絢爛豪華な花嫁行列が見られる23日の「七行器(ななほかい)行列」。このほかにも大屋台が4つ設置され、「子供歌舞伎」が披露されるなど、見所満載です。例年7月22日23日24日と3日間にわたって開催され、数多くの露店も立ち並びます。

 

麓山の火祭り

五穀豊穣や家内安全を祈願して行われる、麓山(はやま)の火祭り。富岡町にある麓山神社で例年8月15日に行われ、約400年の歴史があります。白褌姿の若者たちが長さ約3m、重さ約40kgの松明を肩に担ぎ、標高230mの麓山を駆け上がったり駆け下りたりする勇壮な姿が見所。福島県の重要無形民俗文化財に指定されています。

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