団体旅行に欠かせないのが「宴会」。
幹事を任されたものの、どうやって企画しようか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
この記事では、宴会旅行を企画するコツや予算の内訳、おすすめの出し物や司会進行の流れまで宴会の企画に役立つ内容を紹介しています。
宴会メインの団体旅行の場合、参加者同士でお酒を酌み交わし、時間を気にせずゆっくりコミュニケーションを取ることを目的とするケースが多いと思います。となると、やはりおすすめは宿泊宴会。しかし、旅行で土日がつぶれてしまうとなると、参加をためらう人もいるのではないでしょうか。
例えば金曜日の仕事終わりに近くの温泉旅館などに移動して宴会スタート。泊りで翌日はゆっくり過ごすというプランもあります。この日程だと、土曜日に帰宅し日曜日はフリーとなるため、旅行に参加するハードルも下がると思います。
宴会プランに特化した団体旅行のプランやツアーを扱っている旅行会社では、お得なサービスを設けているケースも少なくありません。「宴会」と一口に言っても、座敷でくつろぐスタンダードなものからイタリアンなどのおしゃれなパーティープラン、バーベキューやカラオケ付きなど様々なプランを提案してもらえます。宴会旅行を企画する際は、まず旅行会社に相談してみてください。
宴会旅行の全体予算は一人当たり14,000~50,000円程度と、大きく開きがあります。内訳はどのようになっているのでしょうか。
宿泊先まで貸し切りバスを利用する場合は、その分の料金がかかります。バス会社が独自で料金を計算するため利用する会社により異なりますが、1泊2日でレンタルする場合の料金の目安は以下の通りです。(カッコ内は定員)
・大型バス(45~60人): 18~26万円程度
・中型バス(27人・補助席なし): 16~24万円程度
・小型バス(21~25人・補助席なし):12~20万円程度
・マイクロバス(18~27人):10~18万円程度
ちなみに日帰りの場合は上記の料金の半分となります。こちらはあくまで目安であり、行き先や高速道路利用の有無によっても料金は異なるため、詳細は旅行会社やバス会社に確認してください。
ホテルや旅館で宴会を行うのであれば、2時間飲み放題付き宿泊料金込みで10,000~20,000円程度が目安です。もし、ゲームなどで景品を用意する場合はプラスで景品代が必要となります。
なお、コンパニオンを依頼する場合は1人ごとに20,000円前後が料金の目安です。 和室で宴会で人数が多い場合は、参加者10名に対して2~3名のコンパニオンが適切な人数とされています。
二次会を行う場合、観光やアクティビティを希望する場合はそれぞれ追加料金がかかってきます。こちらも事前に調べたり、旅行会社に相談したりして費用を把握し、プラスして宴会旅行の予算を組み立てましょう。
基本的には普通の団体旅行や個人旅行が混みあう日程とほぼ同じです。週末や連休が人気なのは言うまでもありませんが、中でも紅葉シーズンの10月、11月は要注意。また、宴会旅行に限って言えば忘年会シーズンに合わせた12月の1週目~2週目が人気です。また、旅行費用が安いという理由からか、2月に宴会旅行を計画する会社も意外に多いです。
混み合う日程に宴会旅行を計画するのであれば、最低でも3か月くらい前から行動を始めましょう。大阪、京都、東京などではインバウンドの外国人観光客が増加し、人気のホテルや旅館の予約が難しい状況です。宴会旅行の日程が決まったら、まずは宿泊先だけでも予約しておくことをおすすめします。
宴会旅行で年代や立場を問わずに楽しめる、おすすめの余興や出し物はどのようなものがあるのでしょうか。
定番のビンゴゲームは世代関係なく気軽に参加でき、景品があることで盛り上がれるので便利です。景品は事前にアンケートを実施し、どのようなものが喜ばれるのかリサーチした上で準備すると外れがありません。もらっても迷惑にならない程度のユニークな景品を混ぜても良いでしょう。。
また、ロシアンルーレットクラッカーなど、一つだけ外れ(もしくは当たり)が混ざっているパーティーゲームグッズを使うのもおすすめです。「激辛を食べたのは誰だ」などクイズの要素を取り入れれば、ロシアンルーレットに参加しない人も楽しめます。
クイズも景品を用意することで盛り上がり、誰でも楽しめるのでおすすめです。会社や社員に関することで問題を作ったり、ジェスチャーゲームにしたり、子どもの頃の写真を見せて誰なのか当ててもらったりと、シンプルながら様々なアレンジができます。
こちらも余興としては定番であり、毎年新入社員が歌やダンスを披露している会社もあるのではないでしょうか。知名度が高く、年代を問わず人気の曲を選べば、全員で盛り上がることができます。お揃いの衣装を用意したり、男性が女装して歌ったりなどのサプライズ要素を取り入れるのもおすすめです。
最後に、宴会旅行でおすすめできない余興や出し物について紹介します。
まず、一部の人が有利になったり、参加できない人が出てきたりするゲームはおすすめできません。例えば体力勝負のゲームだとどうしても若手が有利になりますが、高齢の役職者に遠慮して本気を出せなかったりするのでどちらにとってもメリットがありません。
他には大食いやパイ投げなど食べ物を無駄にするもの、下ネタが絡んでくるようなものも不快に思う人がいるかもしれないため避けた方が良いでしょう。
また、宴会旅行での余興や出し物は安全第一です。ゲームなど勝敗のかかったものはつい熱くなりがち。お酒の場ということもあり、普段であれば安全に行うことができるゲームでも、危険を伴いかねません。安全面には十分配慮して、危険性のない余興や出し物を考えましょう。
宴会旅行で司会を任されたけた場合、一番に気に掛けるべきは「参加者が楽しめるようにすること」です。常に気配りを忘れないように、スムーズに進行できるようあらかじめ流れを把握しておきましょう。
宴会の開始を宣言するとともに、司会者の簡単な自己紹介をしましょう。
その場で突然指名するのはNGです。あらかじめ上司に挨拶をお願いしておきましょう。このような挨拶は長くなりがちなため、念のため「5分くらいで簡潔にまとめていただけますよう、お願いします」など伝えておくのがおすすめ。上司の挨拶時は司会が率先して拍手するなど、盛り上げることも大切です。
乾杯の音頭も上司にお願いするのが一般的です。挨拶をしてもらった上司に、そのまま乾杯まで進めてもらっても良いでしょう。
食事やお酒を楽しみながらのフリータイムです。少なくとも20~30分程度は時間を取りましょう。その間、司会者や幹事は食事をしながら、次の余興やゲームの準備を進めていきます。フリータイムは参加者の様子を見ながら時間を調節し、食事が一段落したところを見計らって余興やゲームの時間へと移りましょう。
あらかじめ2~3つ程度の余興やゲームを準備しておき、残り時間に合わせて行います。時間調節のため、短時間で終わるようなゲームなどを用意しておくのも良いでしょう。
お開きの挨拶で宴会を締めるとともに、二次会や明朝の予定についての連絡も忘れずに。
内輪ウケや一部の人だけが人だけで盛り上がってしまうような余興ではなく、参加者全体の年齢や立場を考慮してみんなで楽しめる余興を考えましょう。
ゲームに強制的に参加させたり、飲めない人にお酒を無理に勧めることはNGです。場の雰囲気を壊してしまうだけではなく、モラハラやパワハラ、アルハラになってしまうこともあるため注意しましょう。
参加者への気配りはもちろんのこと、お店や宿泊施設にいる他のお客様に迷惑をかけないよう配慮することも忘れないようにしましょう。また、宴会に持ち込むものの準備や、帰り際の忘れ物などのチェックも忘れずに。
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