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修学旅行でスマホを禁止にする理由とは?

修学旅行でスマホを禁止にしている学校は多いですが、その理由は様々です。ここではなぜ禁止にしているのかの理由や、採用しても良いのではないかとする声や禁止のままでよいとする声・理由も併せて紹介します。

修学旅行は生徒にとって思い出に残るものではありますが、スマホを禁止にしているケースが少なくありません。なぜ修学旅行はスマホが禁止なのか、その理由を紹介します。

修学旅行にスマホを禁止している理由

生徒にとっては思い出となる修学旅行にスマホを持って行ってより楽しいたいと思うのは当然ですが、禁止にしている学校は多いです。なぜ修学旅行ではスマホを禁止にしているのか、その理由をいくつかご紹介しましょう。

そもそも論として「学業」だから

修学旅行はとても楽しい時間を過ごせますが、あくまでも学校行事です。友達同士の団体旅行ではなく、あくまでも学校行事です。
学校行事である以上、スマホは禁止で当たり前とする理由です。スマホがあった方が便利なのは間違いりません。旅行先で移動経路を調べたり、対象物をその場で調べたり。
しかし、修学旅行はアナログ環境の中での生徒の協調性・団体行動、さらには「事前に調べる」などを学ぶための機会です。決して「完全なプライベートの旅行」ではない以上、スマホを禁止にするのは、決しておかしな話ではありません。

スマホ損失時の責任問題

修学旅行中にスマホを紛失・損失した場合の責任問題が挙げられます。日常生活の中でスマホを紛失・損失した場合、言うまでもなく自己責任です。
しかし、修学旅行は学校行事である以上、学校が責任を追及される可能性があります。学校側としては、何かあってからではなく、何かが起きる前に、トラブル・アクシデントを未然に防ぐことを理由にスマホを禁止にする傾向があります。

不平等問題

スマホの保有率は高いですが、子どもの場合、親次第な面があります。そのため、スマホを許可した場合、スマホを持っている子どもとスマホを持っていない子供で分かれてしまう可能性があります。
結果、不平等な修学旅行になってしまいかねません。スマホを持っていない子どもの親からのクレームも想定される点などを理由に、修学旅行でスマホを禁止にしている学校もあります。

トラブル防止の観点から

スマホは便利ではありますが、時には思わぬトラブルに発展することもあります。例えば修学旅行先でSNSで呟いたら、修学旅行生だと特定されてトラブルに発展する。
あるいは寺社など撮影禁止の物を撮影してトラブルになるケースも想定されます。スマホはメリットもあれば、使い方次第ではデメリットを招くこともあるのは修学旅行に限った話ではありません。
学校側としても、そこまで統制を取ることは難しいため、トラブル防止を理由に禁止しているケースもあります。

「修学旅行よりスマホ」になる可能性

スマホを持っていると、手のひらだけで何もかもができてしまいます。結果、修学旅行の貴重な時間よりスマホを使っている時間の方が長くなる可能性もあります。例えば近年多々指摘されているのが修学旅行生の歩きスマホ。
どのようなシチュエーションであれ歩きスマホは良いものではありませんが、修学旅行中となれば、「修学旅行にきてまで歩きスマホをしているのか」となるでしょう。
スマホにではなく、修学旅行そのものを楽しんでもらいたいとの理由から、スマホを禁止にしている学校もあります。

修学旅行くらいスマホを許可しても良いのではないかとの声がある理由

修学旅行でスマホを禁止にしている学校は多いですが、「修学旅行くらいいいのでは」との声もあります。このような声が上がる理由をいくつか紹介しましょう。

スマホがあった方が便利だから

現代人の我々にとって、スマホは生活必需品と言ってもよいでしょう。決して暇つぶしの道具となるだけではなく、利便性の高さがあるからこそです。
修学旅行での使用を許可することで、修学旅行がより便利なものになるのではないかとの声もあります。
見知らぬ土地への修学旅行でも、その場でスマホで調べることでどのような歴史があるのか、見所はどこなのかを知ることができます。

いざ・もしもの時

スマホがあれば、いざ・もしもの時にも何とかなるものです。例えば修学旅行中に迷子になってしまった場合でも、スマホがあればすぐに連絡を取ることができます。
公衆電話を利用するよりも、断然スピーディーですし、そもそも公衆電話そのものが減少傾向にあり、かつ公衆電話の利用はお金が必要です。
その点、スマホであれば持ち合わせは不要です。通話・チャット、SNSなど連絡手段はいくらでもあります。

スマホ利用を前提とした場所も多い

スマホは誰もが持っているアイテムです。そのため、スマホの利用を前提とした場所も珍しくありません。
「QRコードを読み取ってARをお楽しみください」「詳しくは公式サイトをご覧ください」など、仮にスマホがなければできないこともあります。このようなスマホの利用を大前提としたシステムを利用するためにもスマホはあった方が良いのではないかとの声があります。
特にARは娯楽サービスだけではなく、教育サービスでも多々導入されているのであった方がより深い理解を得ることができます。

これまで同様スマホ禁止でよいとする声もある理由

生活必需品である以上、スマホはあった方が良いとする声もあれば、これまで同様禁止のままでよいとする声もあります。その理由も紹介しましょう。

修学旅行はプライベートではない

先にもお伝えしましたが、そもそも修学旅行はプライベート旅行ではありません。あくまでも「学校外での勉強」のためのものです。
そのような場である以上、スマホは不要だとする声は多々あります。
プライベートな旅行であれば学生でもスマホを持つのは自由です。むしろ禁止する理由はありませんが、学校行事である以上、本来の目的である「その土地のことを知る」ために、スマホは禁止でよいとの声です。

スマホに頼らないことを覚えて欲しい

スマホは便利です。しかし、便利ではありますが、スマホに依存するのではなく、スマホに頼らずともできることを覚えてもらいたいとする親御さんの声もあります。
「スマホさえあればなんでもできる」ではあっても「スマホがなければ何もできない」にはなって欲しくない。
そんな気持ちから、修学旅行くらいはスマホ抜きの時間を過ごしてもらいたいと考えている親御さんもいます。

 

 

 

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