修学旅行のバス移動で乗り物酔いをしてしまう理由と、その対処法について解説します。楽しみにしていた修学旅行で乗り物酔いをしてしまうと、バスでの時間が苦痛になったり、バスから降りたあとも気分の悪さが残ったりと、旅行自体を楽しめなくなってしまうかもしれません。修学旅行でバスの乗り物酔いが心配な方は、ぜひ参考にしてください。
修学旅行のバスで乗り物酔いしてしまう原因は何なのでしょうか。
主な原因4つについて解説します。
バスなどで乗り物酔いをしてしまう一番の原因は、乗り物が揺れることにより視覚の情報と身体の動きにズレが生じてしまうことです。例えば、バスに乗っている時に本やスマホを見ていると酔いやすいのは、体は揺れているのに目は一点を見ていることにより視覚と感覚にズレが起きて脳が混乱してしまうからなのです。
ズレが大きければ大きいほど酔いやすくなるため、カーブが多かったり道がデコボコしていたりすると、余計に酔いやすくなります。
車酔いは体調にも大きく左右されます。睡眠不足だったり心身が疲れていたりすると自律神経が不安定になりやすいため酔いやすいくなってしまいます。また、空腹や満腹すぎるのも酔いやすくなる原因です。
バスの場合は特に、座る位置により酔いやすさが変わってきます。
最も酔いやすいのが後ろの方の座席です。バスは後方の座席になればなるほど揺れが大きくなるため、酔いやすくなります。
また、酔いにくいとされる一番前の座席ですが、バスの前輪の上になってしまうため揺れが大きいです。さらに、フロントガラスからの景色が広すぎて目に入ってくる情報が多いため、脳がパニックを起こして酔いやすい上場になってしまうとも言われています。
バスの車内が暑すぎたり自分にとっての嫌なにおいがこもっていたり、バスの中の環境が良くないことも酔いやすさに影響します。
また、「酔ったらどうしよう」という不安な気持ちや緊張感があると、余計に酔いやすくなってしまいます。近くの席に座っている人が車酔いしているのを見た人が酔ってしまうのは、「自分も酔ってしまうかもしれない」と不安な気持ちになるからなのです。
車酔いが心配な人は酔い止めを服用するなど対策を考えているかと思います。しかし、酔い止めだけでは心配、という人もいるかもしれません。そんな人にぜひ試してほしい、車酔いの予防方法についてまとめました。
一般的には一番前の座席に座ると酔いにくいといわれていますが、この場所は一番揺れの大きいタイヤの上でもあるためあまりおすすめできません。
一番酔いにくいとされるのは、バスの真ん中あたりの座席です。この場所は前輪と後輪の中心部になるので、バスの中で最も揺れが少ないからです。
サービスエリアなどでのトイレ休憩時、バスの中で過ごすのはおすすめしません。バスの外に出て新鮮な空気を吸ったり、体を動かしたりしてください。なぜなら、長時間座ったままでいると筋肉がこわばり、酔いやすくなってしまうからです。
時間があればお土産を見たり、散歩をしたりして気分をリフレッシュさせるのがおすすめです。
バスの揺れが車酔いの一番の原因となるため、バスに乗っている時はできるだけ頭を動かさないようにするのがポイントです。可能であればクッションを持ち込み、頭が揺れないよう固定すると良いでしょう。
車酔いを避けるために乗車前は何も食べない!という人もいるかもしれませんが、実は空腹すぎるのも車酔いの原因の一つです。とは言え食べ過ぎても車酔いしやすくなってしまうため、胃に負担をかけないような軽めの食事がベストです。油っぽい物や繊維の多い物は消化に悪いため避けましょう。
車酔いの予防にはアイスキューブ(氷のかたまり)が効果的です。口の中が痛くなるほどの冷たい刺激が自律神経の乱れを抑え、車酔いを防いでくれます。大人は2個、子どもは1個程度を口に含んでください。酔う前から氷を口に含んでおくのがおすすめですが、酔いを感じてからでも効果があります。
他にもガムをかんだり、ショウガの成分を摂取したりすることも酔いの予防に効果があります。
車内が暑いと余計に車酔いしやすくなってしまうため、必要以上の厚着は避けることをおすすめします。重ね着などで服を調節すれば、車内の温度が暑かったり寒かったりしても対応できます。寒い場合に備えてブランケットなどを持参しても良いでしょう。
服装に関しては、体を締め付けるきつい服や下着もNGです。特にベルトやズボンでお腹を圧迫してしまうと、吐き気が悪化してしまう可能性もあります。
普段よりもゆったりとした、リラックスできる服装がおすすめです。
読書やゲーム、スマホなどを見ることで、視線を近くに固定してしまうと酔いやすくなってしまいます。できるだけ窓の外の、遠くの景色を見るようにしましょう。遠くを見ることで目からの情報と内耳からの情報が一致しやすくなるため、酔いにくくなるのです。
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